メキシコサッカーは、内弁慶?
私は、メキシコサッカーが大好きだ。それほどフィジカルの恵まれない選手たちの、「これでもかこれでもか」というほどドリブルとショートパスを使ったサッカー。見ているだけで面白い。ゴールなんか決まらなくても、パス廻しを見ているだけでも楽しめる。
メキシコは、北中米カリブの強豪でワールドカップ本大会にも12回出場の常連だ。それほどの強豪でありながら、国外でプレーするメキシコ人プレーヤーは少ない。
80年代、レアル・マドリッドで活躍したウーゴ・サンチェス。現在では、バルサでプレーするマルケスが目立つ程度。海外でプレーする選手も、そのほとんどが言葉の問題がないスペインリーグ所属だ。
メキシコ人が、内弁慶なのかもしれないが、理由はそれだけではない。
待遇が良いから、国内から出たくない
国外のリーグでプレーするメキシコ人選手が、何故少ないのか、2002年のワールドカップの時に知り合いになったメキシコ人に尋ねたことがある。「給料が高いから、みんな海外に出ない」という返事が帰ってきたことを覚えている。
メキシコ人のサッカー熱は、すごい。国内リーグは、十分に盛り上がり、選手もサポーターからのレスペクトを感じるのだろう。自分たちの好きなスタイルにこだわって、楽しいサッカーができる。それをサポーターも喜ぶ。
そんな居心地の良いリーグから、海外に出ようと思う選手は少なくて当然だ。
中南米各国の選手にとっても魅力的なメキシコリーグ
メキシコ以外の中南米の選手にとっても、
中南米で一番年俸の良いメキシコリーグは魅力的だ。欧州まで行かなくても、十分に稼げる。言葉の問題もない。当然、良い選手が集まる。試合のレベルがあがる、人気もあがる、という好循環となるのだろう。
Jリーグも、アジアの選手、サッカーファンにとっての憧れのリーグを目指せ
Jリーグもメキシコリーグをお手本にすべきだ。欧州や南米ばかりに目を向けず、アジア各国のトッププレーヤーがこぞってプレーするアジアのトップリーグを目指すべきだ。
韓国人プレーヤーは、もちろんのこと、中国、中東も含めて、アジアには安くて魅力的な選手がたくさんいる。こういう選手を発掘する努力もすべきではないだろうか。
Jリーグは、アジア各国選手、サッカーファンにとって魅力的な、憧れのトップリーグを目指すべきだ。もっと、アジアのマーケットに目を向けよう! メキシコサッカーには、今後も注目して行きたい。
歴代メキシコ代表のメンバーの中で、海外リーグでプレーする選手の推移
2002年ワールドカップメンバー
ラファエル・マルケス (モナコ/フランス)
ヘラルド・トラド (セビージャ/スペイン)
クアウテモク・ブランコ (バジェドリー/スペイン)
フランシスコ・バレンシア (エスパニョール/スペイン)
2004年7月 コパ・アメリカ メンバー
ラファエル・マルケス (バルセロナ/スペイン)
ヘラルド・トラード (セビージャ/スペイン)
2004年9月 ワールドカップ予選メンバー
ラファエル・マルケス (バルセロナ/スペイン)
2005年1月 スウェーデンとの親善試合メンバー
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