May 19, 2008

J2得点ランキング(第14節終了時点)

1. アンデルソン(横浜FC)12ゴール
2. 佐藤寿人 (広島) 7ゴール
2. 高橋 泰 (熊本) 7ゴール

怪我でコンディションの悪い伊東輝よりもパフォーマンスが落ちてベンチにも入れないマルコス・パウロと交換のアンデルソンは、今や横浜FCの不動のエースストライカー。エスパルスフロントの見解は如何に?


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April 23, 2008

エスパルス、不可解な助っ人外人補強

優勝を狙うという意気込みで臨んだ今シーズンのエスパルス。ジェジンの抜けた穴を埋めきれず、得点力不足に悩み降格ラインを低迷している。新加入の外国人助っ人が、まったく貢献出来ていないのが大きい。なにしろ、鳴りもの入りで加入したFWマルコス・アウレリオはもちろん、横浜FCから加入したボランチのマルコス・パウロもベンチ入りすらできない状況。

これは明らかにフロントの戦力補強の失敗以外だ。特に、マルコス・アウレリオの獲得に関しては、首をかしげる。マルコス・アウレリオは、ゴールゲッターというよりは、フェルナンジーニョと似たタイプのチャンスメーカータイプ。テクニックはありそうだが、フェルナンジーニョほど一人で持ち込んで突破というタイプでもなさそうだ。格別脚が速い訳でもない。ボールをキープしてうまく相手DFをかわして、周りにパスを出すようなプレーが得意そうだ。

もちろん、まだまだ日本のサッカーに慣れていないという部分もあるのは確かだが、とてもこの先ゴールを量産してくれるプレーヤーとは思えない。それにしても長身でストライカータイプのジェジンの後釜に、フェルナンジーニョとタイプがかぶるマルコス・アウレリオを獲得したのは、不可解としか言いようがない。

矢島、岡崎など、ポストプレーでタメを作るよりは、裏への飛び出すスピードで勝負のタイプのFWが多いエスパルス。根っからのポストプレーヤは、西澤くらいしか見当たらない。西澤も、もはや全盛期のプレーは期待できない。瞬発的な反応のスピードが遅くなっているので、1プレー1プレーが後手後手になり、ボールが収まらない。それでも、ここのところ健太監督が西澤を起用しているのも、前線でボールがおさめられるポストプレーヤーの必要性を痛感しているからに他ならない。

ピクシー率いる名古屋が快進撃を続けている要因としては、FWヨンセンの存在が大きい。前線でのくさびのボールが、しっかり収まるからこそ、両サイドのプレーヤーが安心して攻め上がることが出来る。今のエスパルスの両サイドがあまり機能していないのは、ここにも大きな問題がある。だから、攻撃が単調になり、どうしても放り込むボールが多くなってしまう。

それにしても、誰が考えても不可解なエスパルスの助っ人外人補強。フロントはどう考えているのだろうか。皮肉なことに、エスパルス降格危機から救った救世主であったマルキーニョス、今期加入のマルコス・パウロと入れ替えの横浜FCに移籍したFWアンデルソンは、ともに、それぞれJ1, J2で現在得点ランキングトップであるのが、大変皮肉である。さらに、皮肉なのは好調名古屋のGMは、今シーズンから元エスパルスGM久米氏である。今後のエスパルスフロントの対応が注目される。すぐにでも、的確なアクションを起こさないと、取り返しのつかない結果を招くことになるだろう。


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November 21, 2007

TOP3への壁が厚いエスパルス

来シーズンのACL出場権獲得を狙うエスパルスだが、レッズ戦は0-0の引き分け。ACLの激闘の疲労に加えて、ワシントンが出場停止、田中達也もベンチ入りせず、ボランチの鈴木啓太も早々に負傷退場という”絶好の条件”がお膳立てされたにもかかわらず、レッズの固い守備を打ち破ることが出来なかった。結果は、引き分けだが、事実上はレッズの判定勝ち。まだまだトップ3を狙うには力不足であることを露呈してしまった。試合後の健太監督のさばさばしたコメントから見ても、今のエスパルスの実力はこんなもの、というのが正直な感想だろう。

やはり問題は、攻撃。象徴的だったのが、兵働のプレーぶり。ボールをフリーで持っていざ攻撃という場面で、パス出しの判断が一瞬遅れると、もうどうして良いかわからなくなる。なんとなくボールを持ってパス出しの相手を探しても、すでに相手にマークされてしまっている。仕方なくボールをキープするしかない。その間にどんどんレッズの選手は帰陣してしまう。中央から崩せなければサイドからということになるのだが、両サイドバックが力不足。市川は、比較的フリーでボールを持った場面でも、クロスの精度が悪過ぎて何度もレッズDFにはねかえされてしまう。児玉も、以前よりは前線に攻め上がるようにはなったが、ドリブルで相手を抜き去るだけの、テクニックがない。

そうなると一人でも局面が打開できる選手が必要ということになるのだが、いかんせんフェルナンジーニョ一人では厳しい。伊東輝が、中盤の底で一人奮闘しているだけに、兵働、藤本には、もっとプレーの精度をあげて、さらにアイデア溢れるプレーをして欲しい。特に兵働は、このところちょっと伸び悩み気味。藤本も依然として、輝く時間が少な過ぎる。エスパルスがTOP3に斬り込んで行くには、若手が、さらにレベルの高いプレーを目指していかないとなかなか厳しい。奮起を期待したい。


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November 12, 2007

まだまだフェルナンジーニョの真価を引き出していないエスパルス

J1第31節の広島戦は、フェルナンジーニョの2ゴールに絡む活躍で勝利したエスパルス。シーズン終盤になって、ようやく真価を発揮してきた。パスでのつなぎの中での、フェルナンジーニョのドリブルでの仕掛けは、大変良いアクセントになっている。ドリブルを仕掛ける場所も、以前よりだいぶ前になってきたのも良い。

しかし、まだまだ彼の真価がフルに発揮されているとは言えない。フェルナンジーニョの良さは、ドリブルだけではない。相手DFをぎりぎりまで引き付けての、身体の向きとは異なる方向への角度の深いスルーパス。G大阪時代にアラウージョ、大黒といったFW陣を縦横無尽に操っていたプレーぶりは、まだエスパルスでは見られない。FW陣をもっと使うプレーが出て来ると、フェルナンジーニョのドリブル、キープ力がさらに活きてくるはずだ。個人の突破に頼っていると、いずれ研究されてドリブル突破が抑えられたりする可能性も高い。相手のマークが厳しくなればなるほど、2トップとのコンビネーションが重要になってくる。

好調なフェルナンジーニョのプレーを見ていると、マルキーニョスがいたら面白かったのにと思ってしまう。相性が良い感じがしてならない。今シーズン、プレーすることなくいなくなったアレシャンドレや、1試合も見ることなく消えそうなアンデルソン、さらに「89分の男」西澤をベンチにおいておくくらいなら、マルキーニョスを残しておけば良かったのに、と思うのは私だけだろうか?

幸いスペースへ飛び出すスピードが抜群の矢島は、フェルナンジーニョのスルーパスに相性が良さそうだ。どんどん、フェルナンジーニョからのパスを引き出す動きをして欲しい。フェルナンジーニョが、チャンスメーカーとして機能すれば、レッズ戦での勝利も夢だはない。



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October 27, 2007

エスパルス、G大阪に5年ぶり勝利

G大阪戦のエスパルスは、今季のベストパフォーマンスと言ってもおかしくはなかった。なんといっても、先制点を奪って先手先手の戦いが出来たことが大きい。圧倒的に、G大阪にゲームを支配されて常に押し込まれる苦しい展開を予想していたが、かなりの時間を互角、それ以上の戦い方をしていた。

健太監督が試合後のインタビューでコメントしていたように、相手に攻め込まれても昨シーズンだったらクリアするのが精一杯のところが、しっかり攻めに繋げられるようになったのもエスパルスの成長を示すものだ。

選手のモチベーションも高かった。フェルナンジーニョのドリブルのキレも最高だったし、高木、青山のDF陣の集中力も際だった。この調子が続けば、ACL疲れのレッズに一泡吹かせることも夢ではないかもしれない。しかし、次の広島戦あたりで、コロッと負けたりするのが、これまでのエスパルス。油断禁物だ。


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August 29, 2007

戸田光洋の活躍に市くん、どっきり!

出場停止の新潟戦では、代役の岩下が決め、さらに岩下に代わって右サイドバックに入った戸田光洋が、ワンプレー目で、見事なオーバーラップからの相手DFを抜き切らないタイミングでのクロスでジェジンのゴールをアシスト。そのスピードと正確なクロスで鮮烈にアピールした。

そして、心中おだやかではないはずの市川は、横浜FC戦に先発復帰。しかし、何度もフリーで攻め上がる場面にも、クロスの精度を欠いたり、シュートも枠に飛ばない。そして、1点を争うゲームを決めたのが、またまた市川に代わって右サイドバックに入った戸田。それも、またまた交代後のワンプレー目で、低いグラウンダーのクロスをニアに詰めたジェジンにしっかり合わせて貴重なゴールを演出。交代させられた市川は、内心かなりのショックだったはずだ。さすがに、2試合連続で途中出場のワンプレー目でゴールをアシストとなれば、けしてまぐれとは言えない。

元々FWの戸田は、試合終盤にはFWとしてプレーするユーティリティーさもアピール。スピードとクロスの精度で、市川を脅かす強力なライバル出現だ。さすがプレシーズンでは、市川を抑えてレギュラーを取っていただけのことはある。課題があるとすれば、不慣れな守備だろう。押し込まれた場面を見ていると、まだまだ相手のマークやポジショニングに難がある。逃げ切り体制に入って、守備力が上の岩下を右サイドに入れて、戸田をFWに上げたのも、健太監督も戸田の守備力に不安を持っているからだろう。

ここ数年管レギュラー安泰だった市川に強力なライバル出現。決定力不足に苦しむエスパルスだが、戸田のクロスからのジェジンのゴールを、新潟戦、横浜FC戦と見るにつけ、いかにクロスの精度が重要か痛感させられる。エスパルスでは、右サイドで起用される戸田だが、元々FC東京では左サイドのMFもやってらしい。市川も左でもプレーできる。戸田が調子を上げて行けば、戸田、市川という攻撃的高速サイドバックを両サイドに配置する布陣も見られるかもしれない。今後の戸田、市川のプレーに注目だ。


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July 15, 2007

エスパルスユース2部降格の意味するものは

U-20代表での柏木などの広島ユースあがりの選手たちの活躍。ナビスコカップでの倉田などのG大阪ユースあがりの選手の活躍。クラブユースの仕事は、トップチームで活躍する選手をいかに多く育成できるかに尽きる。特に、エスパルスのような財政基盤が弱い貧乏クラブにとっては、ユースの育成力というのが、クラブ経営の生命線の一つのはず。

ところがこのところエスパルスユースは良くない。プリンスリーグ東海1部の全日程が終了して、2勝7敗。近年稀に見る悪い成績だ。順位は、10チーム中9位で、来シーズンはなんと2部に降格。フロントは、何故もっと早い時期に手を打たなかったのだろう。フロントの考えを一度聞いてみたいものだ。

ちなみに、プリンスリーグ東海の1位2位は、ジュビロ、グランパス。特にジュビロは、通算得点が41点と他を圧倒している。

これが数年後にボディブローとなって効いて来るかもしれない。今回のユースの2部降格が、数年後のトップチームの姿に重ならないを祈るばかりだ。


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June 27, 2007

動いてボールを受けよう

最近は少なくなって来たとは言え、古典的なボールキープに自信がある選手というのは、とかく足を止めてボールを受けがちな傾向があったりする。ボールを受けてからどっこいしょという具合に次のプレーに移る。最近のプレスの激しいサッカーでは、そうしたプレーは相手DFの餌食になりやすい。

アジア大会の日本代表候補から選に漏れたエスパルスの藤本。このところキレのない精彩のないプレーが続いている。不振の原因の一つにボールの受け方があると思う。最近の藤本は、止まってボールを受ける場面が目立つ。対戦相手も藤本の癖を研究してきている。藤本がボールを受ければ必ず一端ボールを止めると読んで来る。当然、一人だけでなく二人くらいがプレッシャーをかける。今の藤本には二人以上のプレスをかわして前へ抜け出るキレがない。だからどうしても後ろに切り返す形になる。ボールを後ろに戻せれば良いが、相手にボールを奪われる場面も多い。

それを打開するためには、ボールを受ける前には必ず動いてもらう癖を付けることだ。ボールを受ける前の動きを工夫することで、相手のマークを二人くらい一気にかわすことも可能だ。相手が詰めて来ているのであれば、一度ダイレクトではたくことも効果的だろう。得意のドリブルは、やはり前を向いてスピードに乗っている時が一番活きる。

あのロナウジーニョも調子が悪い時は、止まってボールを受けて相手のプレッシャーにボールを奪われる場面もある。ボールが持てるプレーヤーこそ動いてボールを受ける習慣を付けると、そのテクニックがより際だつはずだ。


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キックの精度が低過ぎる

ホーム満員の日本平での浦和レッズ戦。レッズのDFの要である闘莉王が早々に負傷退場という"幸運"に恵まれレッズから勝ち点3を奪える絶好のチャンスを貰ったにも関わらず0-1の敗戦。1点を手堅く守り切ったレッズとの力の差が逆に浮き彫りになった試合だった。

レッズの攻撃の組み立てで素晴らしいと感じたのが、サイドからサイドへの大きなサイドチェンジがタイミング、精度とも抜群なこと。ピッチを本当にワイドに使っている。それに比べると、エスパルスの攻めは、中央に偏り過ぎている。サイドチェンジにしても、一発のキックで逆サイドという展開がほとんど見られない。たまに、そういう場面があっても、キックの精度が悪かったり受けての攻め上がりのタイミングが悪くボールが繋がらない。パスの受け手にも問題があるかもしれないが、それ以前にキックの精度自体が低過ぎる。

特に後半になって攻めがますます中央に偏って単調になってしまった。たまに右サイドを市川が上がっても、クロスの精度が悪過ぎてチャンスにならない。両サイドの市川、児玉のクロスから決定機となったのは、一試合通じて一本ずつ程度というのは寂し過ぎる。試合終盤になって足が止まると、両サイドの上がりがますますなくなる。当然、後方からのアバウトなロングボールに終始するようになる。厚みのある攻撃にするには、裏を突かれるリスクを犯してでも、両サイドバックが高い位置を取ることが必要だ。

ただ、いくら高い位置でボールを受けても、クロスの精度が悪ければゴールを奪うことは出来ない。両サイドだけでなく、エスパルス全体としてロングボールの精度が悪過ぎるのも気になる。レッズの選手は、キックの精度が高いから、後半になって足が止まっても少ない人数で攻撃を組み立てることが出来る。長谷川監督は、この試合の内容に満足している様子だが、もう一度基本に立ち返ってキックの精度向上を目指して欲しい。決定力不足も、キックの精度が悪いことに遠因があるのかもしれない。日々の練習で意識を高めて行くしか方法はない。



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June 21, 2007

西部、楢崎のGK対決、楢崎に軍配

Jリーグ16節、エスパルスはグランパスと対戦。この一戦、注目の一つが西部と楢崎の日本代表候補同士の対決。日刊スポーツでは、「西部好セーブ連発」「代表GK対決は控えに軍配」という見出しが踊った。しかし、私の印象では、明らかに楢崎の貫禄がち。エスパルスの矢島は初ゴールを決めたものの、2度も楢崎との一対一の絶好のチャンスを楢崎に阻止されてしまった。相手のシュートコースを巧みなポジショニングで消す楢崎の熟練のプレーが、際だった。矢島も楢崎の術中にまんまとハマったという感じだ。少なくとも、楢崎は3点は防いだ。

これに対して西部は、後半28分シュートを前にはじいたところを、おしこまれての1失点。西部は、身体能力が高く、瞬間的な反射神経がずば抜けている。しかし、GKとしての駆け引きや読みという面ではまだまだ。特にこのところ目立つのが、シュートを好反応で防ぐのは良いのだが、前にはじいてしまう場面が目立つこと。まだまだ、身体能力頼みだ。楢崎はけして派手なセーブはないが、老練な読みで決定期を阻止する。西部にも持ち前の身体能力に、楢崎のような読み、ポジショニングの良さが加われば、鬼に金棒なのだが。


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