April 23, 2008

エスパルス、不可解な助っ人外人補強

優勝を狙うという意気込みで臨んだ今シーズンのエスパルス。ジェジンの抜けた穴を埋めきれず、得点力不足に悩み降格ラインを低迷している。新加入の外国人助っ人が、まったく貢献出来ていないのが大きい。なにしろ、鳴りもの入りで加入したFWマルコス・アウレリオはもちろん、横浜FCから加入したボランチのマルコス・パウロもベンチ入りすらできない状況。

これは明らかにフロントの戦力補強の失敗以外だ。特に、マルコス・アウレリオの獲得に関しては、首をかしげる。マルコス・アウレリオは、ゴールゲッターというよりは、フェルナンジーニョと似たタイプのチャンスメーカータイプ。テクニックはありそうだが、フェルナンジーニョほど一人で持ち込んで突破というタイプでもなさそうだ。格別脚が速い訳でもない。ボールをキープしてうまく相手DFをかわして、周りにパスを出すようなプレーが得意そうだ。

もちろん、まだまだ日本のサッカーに慣れていないという部分もあるのは確かだが、とてもこの先ゴールを量産してくれるプレーヤーとは思えない。それにしても長身でストライカータイプのジェジンの後釜に、フェルナンジーニョとタイプがかぶるマルコス・アウレリオを獲得したのは、不可解としか言いようがない。

矢島、岡崎など、ポストプレーでタメを作るよりは、裏への飛び出すスピードで勝負のタイプのFWが多いエスパルス。根っからのポストプレーヤは、西澤くらいしか見当たらない。西澤も、もはや全盛期のプレーは期待できない。瞬発的な反応のスピードが遅くなっているので、1プレー1プレーが後手後手になり、ボールが収まらない。それでも、ここのところ健太監督が西澤を起用しているのも、前線でボールがおさめられるポストプレーヤーの必要性を痛感しているからに他ならない。

ピクシー率いる名古屋が快進撃を続けている要因としては、FWヨンセンの存在が大きい。前線でのくさびのボールが、しっかり収まるからこそ、両サイドのプレーヤーが安心して攻め上がることが出来る。今のエスパルスの両サイドがあまり機能していないのは、ここにも大きな問題がある。だから、攻撃が単調になり、どうしても放り込むボールが多くなってしまう。

それにしても、誰が考えても不可解なエスパルスの助っ人外人補強。フロントはどう考えているのだろうか。皮肉なことに、エスパルス降格危機から救った救世主であったマルキーニョス、今期加入のマルコス・パウロと入れ替えの横浜FCに移籍したFWアンデルソンは、ともに、それぞれJ1, J2で現在得点ランキングトップであるのが、大変皮肉である。さらに、皮肉なのは好調名古屋のGMは、今シーズンから元エスパルスGM久米氏である。今後のエスパルスフロントの対応が注目される。すぐにでも、的確なアクションを起こさないと、取り返しのつかない結果を招くことになるだろう。


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Posted by mkonline at 18:00 │Comments(0)TrackBack(0)

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